心がスッキリ晴れるヒーリング瞑想

はじめに

 

忙しい毎日を送る現代人にとって、心身のリラックスは不可欠です。

 

そんな中、注目されているのが「瞑想」です。

 

特に、心身の疲れを軽減させ、癒しや自然治癒力を高める効果が期待できます。

 

そこで、現代社会におけるストレスや疲労の軽減の強い味方、好評を博す「ヒーリング瞑想」について詳しく解説します。

 

 

ヒーリング瞑想とは

 

「ヒーリング(healing)」は、英語の「heal(癒す、治す)」という言葉が名詞化したものです。

 

「heal」の語源は、古代ゲルマン語の「hailjan(全体にする、健康にする)」に由来し、さらに遡ると、インド・ヨーロッパ祖語の「kailo-(全体、無傷)」にたどり着くとされます。

 

したがって、ヒーリングの言葉由来からも分かるように、単なるリラックス効果だけでなく、自己治癒力の向上(人間が本来持っている自然治癒力を高め、心身のバランスを整えること)、「回復や修復」する効果が期待される瞑想といえます。

 

「ヒーリング」の本来の意味は、「全体性を取り戻すこと」、「本来あるべき健康な状態に戻すこと」です。


ヒーリング瞑想の種類

当会でおこなっているヒーリング瞑想の代表的なものは3つあります。

 

「空と海の瞑想」「チャクラ瞑想」「マントラ瞑想」

 

「空と海の瞑想」(大自然に身をゆだねる瞑想)

 

お大師様(空海)が修行(虚空蔵求門持法)をなされた「室戸」の空と海をテーマにした瞑想法です。

 

一瞬、一瞬の心や体の変化に意識を向けます。

 

対象について中立的な立場で、客観的に捉えるといった点が大きな特徴です。

 

今、この瞬間に起きていることに意識を集中させます。

 

たとえば、今の気持ちや感情、五感でとらえたさまざまな感覚に意識を向けます。その時に、評価したり無理にコントロールしようとせずに、すべてを「あるがままに」一度受け入れるようにし、過去や未来、思考や感情にとらわれない心をはぐくみます。

 

過去の嫌なことや、未来の憂い、抑圧された感情を解き放ちます。

 

※ 大自然に身をゆだね、心に浮かぶ風景(イメージ)を大切にする

 

「自然の音に耳を澄ませながら瞑想することで、自然のエネルギーが体内に満ちていくような感覚を味わえます。」(空と海の瞑想)

 

「チャクラ瞑想」

 

※ 加筆中

 

「マントラ瞑想」

 

※ 加筆中

ヒーリング瞑想の効果

「深い呼吸とともに、体中の緊張がほぐれていくのがわかります。まるで、心が生まれたばかりの赤ちゃんのように、穏やかで清らかになっていくような感覚です。これまで経験したことのない貴重な時間になりました」(体験談)

 

※ 個人セッションを受けられた受講者さん

 

ヒーリング瞑想を毎日続けることで、心身に様々な良い効果が期待できます。

 

1. ストレスの軽減と心の安定

 

一般的に瞑想は、ストレスホルモンのコルチゾールの分泌を抑制し、心の安定をもたらすセロトニンやGABAの分泌を促進することが研究で示されています。

 

特に、ヒーリング瞑想では、過去や未来への不安にとらわれず、「今この瞬間」に意識を集中することで、心の平穏を保つことができます。不安やイライラが軽減され、穏やかな心の状態を保てるようになります。

 

2. 集中力・記憶力・判断力の向上

 

瞑想は、脳の前頭前野という集中力や判断力を司る領域を活性化させることが研究で明らかになってきています。

 

これにより、仕事や勉強の効率が向上し、より高いパフォーマンスを発揮できるようになります。また、瞑想は脳の海馬という記憶を司る領域の体積を増加させ、記憶力や学習能力を高める効果も期待できます。

 

3. 睡眠の質の向上

 

瞑想は、心身のリラックス効果を高め、睡眠の質を向上させることが研究で示されています。寝る前に瞑想を行うことで、脳の活動が鎮まり、スムーズな入眠を促し、深い睡眠を得やすくなります。睡眠不足による疲労感や集中力の低下を防ぎ、日中の活動をより快適に過ごせるようになります。

 

4. 自己肯定感・幸福感の向上

 

瞑想は、自分自身と向き合う時間を持つことで、自己肯定感を高める効果があります。また、瞑想は脳の扁桃体という感情を司る領域の活動を抑制し、ネガティブな感情に振り回されにくくなります。自己受容が高まり、幸福感や満足感を感じやすくなります。

 

5. 免疫力の向上

 

瞑想は、ストレス軽減効果により、免疫機能を向上させることが研究で示唆されています。ストレスは免疫力を低下させる要因の一つであり、瞑想によってストレスを軽減することで、病気に対する抵抗力を高めることができます。

 

6. 痛みの軽減

 

瞑想は、痛みの感じ方を変化させ、痛みを軽減する効果があるという研究結果があります。慢性的な痛みに悩む人々にとって、瞑想は有効な対処法の一つとなり得ます。

まとめ

「ヒーリング瞑想」は、リラクゼーション効果のみならず、心、体、精神、魂の調和を取り戻す(修復・回復)ことを目的としています。

 

瞑想習慣

 

本来、瞑想は自分自身と向き合うための貴重な時間です。心の奥底に隠された感情に気づき、受け入れることで、心の成長へとつながります。

 

そこで、忙しい毎日の中でも、ほんの少しの時間を使って瞑想習慣はじめませんか。

 

きっと、心身のリラックスにつながり、「心が晴れる」「心が洗われる」といった素晴らしい効果を実感し、より豊かな毎日を送ることができるはずです。

 

最後に、瞑想を毎日続けるポイントをまとめておきます。

 

お役立ていただければ幸いです。

 

瞑想を続ける上でのポイント

 

● 短時間でも大丈夫です、毎日続けることが大切です。

 

● 静かで落ち着いた場所を選び、リラックスできる姿勢を意識。

 

● 瞑想中に雑念が浮かんでも、無理に追い払わず、やさしく受け流しましょう。

 

● 瞑想の効果を実感するには、やはり数週間から数ヶ月の継続が必要です。焦らず、気長に続けましょう。急がば回れ。

 

● 瞑想は、心身の健康を維持し、より豊かな人生を送るための心強い味方になります。ぜひ、毎日の習慣に取り入れて、その効果を実感してみてください。