タントラ(Tantra)
定義: タントラは、ヒンドゥー教や仏教の宗教的・哲学的な文献や実践体系を指します。サンスクリット語で「織りなす」「展開する」という意味を持ちます。
内容: タントラは、宇宙の本質、神聖なエネルギーの利用、瞑想、儀式、ヨガ、性エネルギーの昇華など、多岐にわたる教えと実践を含みます。
目的: タントラの主な目的は、精神的な覚醒と悟りを達成することです。物質的な現実と精神的な現実を統合し、人間の本質的な可能性を最大限に引き出すことを目指します。
タントラ
スートラ(sūtra,経)が横糸を意味するにに対し,縦糸を意味し,経典には明確に説かれない秘密の意義を解明する文献を意味する。顕経(けんぎょう)でも,如来蔵思想を説いた『究竟一乗宝性論(くきょういちじょうほうしょうろん)』が大乗の〈後タントラ〉(ウッタラータントラ)と呼ばれた例があるが,インドでは,8世紀以降成立した後期密教の聖典群が,〈タントラ〉と呼ばれるようになった。
中村元「岩波仏教辞典」第二版,岩波書店,2002年10月30日,P694
あなたの「潜在能力」が目覚める
アーサナ(ポーズ)
身体のエネルギーセンター(チャクラ)を刺激し、プラーナ(生命エネルギー)の流れを改善します。
プラーナーヤーマ(呼吸法)
呼吸の制御を通じてエネルギーのバランスを調整し、肉体と精神の統一(瑜伽)を目指します。
真言(マントラ)
音や振動の力(波動)によって精神力を高め、内なる精神世界を顕在化させ神仏との合一をおこないます。
瞑想
内的な静けさを深め、宇宙的な意識とつながるための方法です。