ヨーガとの出合い
若い頃に交通事故に遭いました。それからというもの左手が少し動かしづらくなりました。そのことがきっかけとなりヨーガ(yoga)に大変興味を持ちました。
ヨガは筋肉の伸張と弛緩によって心身を調えます。
そして、アーサナを一つひとつ丁寧におこないながら、呼吸をととのえ、最後は肉体と精神を結び、統一(瑜伽)させます。
■ ハタ・ヨーガ
ハタ・ヨーガとは、13世紀頃の北インドの聖者ゴーラクナート(ゴーラクシャナータ)によって伝えられたヨーガ行法(実践法)です。
シヴァ派の一派であり、シヴァ神の妃シャクティを祭祀するシャークタ派と関係が深く、密教(タントラ)的な要素を含むヨーガとされています。
サーンキャ・ヨーガが心理的な側面を重視するのに対して、ハタ・ヨーガは肉体的な側面を重視します。
「生命エネルギー=プラーナ」をもちいて、クンダリニー(シャクティ)を覚醒させて各チャクラを経由させながら心身の統一をはかります。
※ 頭頂のサハスラーラチャクラを刺激しながら、「千手観音真言」(百会のマントラ)を唱えます。