内観を使って対人トラブルを円満解決
内観の実践によって、対人トラブルを回避したり、人間関係の悩みを軽減したり、円滑な人間関係を構築したり、さらに、人生を豊かに送れるようになります。
内観で自己の思考、物事の考え方や捉え方、感情、感覚や身体的な感触などを客観的に観察します。
ゆえに、自己の本質や心の変化、思考パターンや心の癖、信念や信条、言動、自己の感情や思考について深い洞察を得ることができます。
すると、他人からどのような言葉をかけられた時に嬉しくなるのか、逆に、どんな言葉や態度を見た時に気持ちが沈んだり、落ち込んだりするのかなど自己の内面がいろいろと分かるようになってきます。
また、何に不安を感じやすく、どんなことにストレスを感じるのかなども見えてきます。
そして、そこから柔軟な考え方や、失敗を未然に防ぎ成功へ導く思考パターンを学び、自己の心の成長を促し、行動力や実行力が培われ、自己の目標が明確になってきます。
こうした内観の自己理解や心理的な成長を促すメリットを生かすことで誰もが、対人トラブルを回避したり、人間関係の悩みを軽減したり、円滑な人間関係を構築し、人生を豊かに送れるようになります。
■ 心は水のごとし
心は水の如し、四角い器に入れれば角(かど)が立ち、丸い器に入れるとまどかになる。
まるで、まん丸いお月さまのように、いつも静かに光り輝いている。
合掌 天宮光啓
瞑想の内観で対人関係の悩み解決
「内観」(自分をよくみつめる)を用いた対人トラブルを解決したり、未然に防いだり、回避したりする3つのポイントです。
■ 天宮光啓流(対人トラブルを未然に防いだり、解決へ導く内観法)
① 相手への伝え方や伝わり方を常に意識してみる。
※ 伝え方によって相手がどのように感じるか、などを常に考える。
② 相手の立場になって物事を捉える。
※ もし自分が相手の立場ならどう感じるだろうか。
※ 自分の価値観を無理やりに押し付けていないだろうか。
※ 固定概念や偏見で相手を見下していないかなど。
③ 自分の性格や感情、心の傾向や癖を普段から知っておく。
※ キレやすい、短気、怒りっぽい、感情的になりやすい。
※ 飽きやすく、ネガティブ思考であるなど。
以上、瞑想で対人トラブルを解決したり、未然に防いだり、回避するために瞑想や内観が役立ちます。
「内観」(自分をよく見つめる)を身に着けると、人とのコミュニケーションがスムーズになって、心弾む楽しいことや嬉しいことが舞い込んでくるようになります。
ぜひお役に立てれば幸いです。
なお、瞑想は毎日少しずつ行うのが効果的です。
1日わずか1分間でも継続して続けることが大切です。
瞑想で一日の疲れやストレスが緩和され、心と体がリラックスし、明日に向けて気持ちをリセットすることができます。
瞑想を習慣にすることで、心身の健康を保ち、より充実した人生が送れるようになります。
みなさんの毎日がおだやかでかけがえのない貴重な一日となりますようことを心よりお祈りしています。